プーケットの津波について

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プーケットをはじめとする、インド洋を襲った津波はすさまじい破壊力であった。津波による被害、そして二次災害でたくさんの人々が命を落とした。「運が悪かった」というにはあまりにも悲惨であり、被害は大きすぎる。

だけどそんな悲しみに満ちた現実の出来事の中にも、ユーモラスの感覚を失わない場面もある。

インド洋津波で漂流の男性を8日ぶりに救助
[クアラルンプール 5日 ロイター]
インド洋津波で根こそぎ抜けた木につかまって8日間インド洋上を漂流していたインドネシアの男性が3日夜、通りかかったコンテナ船に救助された。マレーシア当局者が5日明らかにした。 救助されたのは、被害が甚大だったインドネシアはアチェ州出身の23歳の男性で、雨水と近くに浮かんでいたココナツの実で命をつないでいた。 男性は脚に切り傷を負っていたが、健康状態は驚くほど良好で、コンテナ船に乗ってマレーシア西部の港に到着した。 男性を救助したマレーシアのコンテナ船の船員は、「彼を見たとき非常に驚いた。彼は、木のように見えるものの上に立ってわれわれに手を振った」と語った。 津波が村を襲ったとき、男性はモスクを掃除していたという。

この話しには救いがある。痛ましく被害の大きかった今回の災害に対し、救いの手を差し伸べるような話である。どっかのB級映画で、「ほとんどスクリーンには登場しない脇役だけど、すごくいい奴で運がある奴」という役でこういう奴いるよね。

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