俺が中国出張で怪しい夜のお店に連れて行かれたときの話

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みなさんこんばんは。

俺

ねじれ日本語教師のサナダです。

今日の投稿記事は、俺が日本語学校の出張業務で中国の桂林を訪れて、日本語学校留学フェアを開催し、

「日本に留学しよう〜!夢を叶えよう〜!!」

という内容の説明会を開催した後、その打ち上げと称して「KARAOKE007X」というめちゃめちゃ怪しい夜のお店に連れていかれたときのお話です。

※これまでの経緯については、過去記事でお読みいただけるので、そちらもぜひお楽しみください。

なぜ留学説明会が桂林で開催されたのかに立ち返る

俺はどこからどう見ても詐欺師にしか見えないヤンさんのテキトーすぎる日本語⇄中国語の通訳に怒り心頭しながらも、なんとか留学フェアでのプレゼンを終えた。

ヤンさん
ヤンさん

サナダ先生のプレゼン、とても素晴らしいあるよ〜!

俺

てめえの通訳は最悪だったけどな!

俺と通訳のヤンさんは、控え室で少しばかり休憩をとりながら、今日の説明会の振り返りを行なった。

来場者は、途中入室者も含めると約100人というところ。まあ、桂林というこの田舎町での開催にしてみれば、まずまずの集客だったと言える。

より多くの中国人に日本留学について知ってもらうことがこの説明会の趣旨なので、目標はほぼ達成したといえよう。

ヤンさん
ヤンさん

サナダ先生、一番大切なこと、忘れてませんか?

俺

え?一番大切なことって、なんでしょう?

ヤンさん
ヤンさん

なんであなたの日本語学校の校長先生が、わざわざ桂林のような田舎町で日本語学校留学説明会なんて開催しようと考えたのか覚えてませんか?上海や北京じゃなくて、桂林であるのはなぜでしょう?

俺は留学説明会を開催し、そこでプレゼンをすることに必死になり、なんでそれが桂林だったのかなんて、すっかり忘れていた。

俺

よくよく記憶をたどると、あの変態エロ校長がなんか言ってたような気がするな・・・。

ヤンさん
ヤンさん

サナダ先生、あなたはご自分のミッションを忘れたあるね!

俺

そもそものミッションがぶれぶれなのは認めるけど、だからてめえの怪しい日本語はいったいなんなんだよ・・・。

ヤンさん
ヤンさん

あなたのミッションは、まず第一に美女を日本に留学させることあるね。

ヤンさん
ヤンさん

そして第二に、日本のキャバクラで人気の出そうな「素朴な美女」にアプローチすることあるね。

俺

そ、そういえば、確かに、そもそもはそういう話だったな・・・。

ヤンさん
ヤンさん

だ〜か〜ら〜、素朴な美女がたくさんいる桂林で説明会をやったあるね。で、今日のプレゼンは前戯みたいなものあるね!

俺

俺の今日のプレゼンが「前戯」ってどういう意味だよ。

ヤンさん
ヤンさん

要するに、今日のプレゼンは準備運動みたいなもんです。まあ、説明会をやったという証拠、そうですね、つまり、アリバイづくりみたいなもんですわ〜。

俺

は?

ヤンさん
ヤンさん

いい時間になりましたから、今から本当の「説明会」に出かけましょう。

俺は半ば強引に通訳のヤンさんに連れられて、暮れなずむ桂林の情緒あふれる景色を横目に、タクシーで夜のお店に連れていかれた。

KARAOKE007X

からんころ〜ん

情緒ある鐘をならしながら入店したのは「KARAOKE007X」という桂林の中心部からタクシーで20分ほど行った山の中にあるカラオケスナックだった。

建物は木造で、壁板は隙間だらけで隙間風がびゅんびゅん吹いて風通しが良すぎる建物だった。悪いオオカミがきたら、子ブタの家のように一発で吹き飛ばされそうな建物だった。

店内は例によって薄暗く、その薄暗さに目が慣れるまで5分ほどかかった。

店内には男性のウエイターが2人と、野暮ったいドレス風な衣装を身にまとった若い中国人女性が5人ほどいた。

俺は来店直後、いきなりその中国人女性5人に囲まれた。

中国娘
中国娘

りーべーれーん!!歓迎!!!

その直後、俺はビールを一気飲みさせられて、そのあとは名前もよくわからない中国のアルコール度数がめちゃくちゃ高い蒸留酒を3杯連続で飲まされた。

で、通訳のヤンさんが言った。

ヤンさん
ヤンさん

じゃあ、始めましょうか。

俺

な、何を始めんだよ!?

ヤンさん
ヤンさん

なーにを寝ぼけたこと言ってるあるね。「留学説明会」に決まってるあるね!!

中国人ウエイターが俺とヤンさんを奥の部屋に通した。

その奥の部屋には大きな窓ガラスがあり、その窓ガラスの向こうには別部屋があった。

そしてそこには若い中国人女性が100人ほどが、すし詰め状態でこちらを見ていた。

俺

な、な、な、な、なんじゃこりゃ〜!!

俺は絶叫した。

ヤンさん
ヤンさん

さあ、サナダ先生、今からこの美女たちに向けて日本の日本語学校に留学するためのプレゼンをするあるね。心配不要ね、わたし、中国語で通訳するあるね。

俺はマイクを渡された。このマイクが窓ガラスの向こう側につながってるとのこと。

俺はこの超絶ブラックな状況に逃げ出したい気持ちマックスだったが、どう考えても一人で逃げることなんて不可能な状況だった。

俺は昼間に実施したプレゼンの内容を、できるかぎり再現した。もう無心でやるしかない状況だった。

中国人の若い女性たちは、なんにも聞いちゃいないような顔をしていた。その代わりに、なにやら虎視眈々とチャンスを伺うような気配を瞳の奥に隠しているようだった。

ヤンさん
ヤンさん

さ、サナダ先生。今から日本に留学させる女性を選定するあるね。サナダさんのお目にかかる女性を全員指名してください。

俺は中国の酒に真髄まで酔いがまわった頭でなんとか理性を保ちながら叫んだ。

俺

どんな流れだよ!!!!!!!!!!!

しかし、そんな俺の抵抗も限界だった。出張の疲れと説明会の疲れと酔いによって、すべては破壊される寸前だったのだ。

その後、俺が気がついたときには・・・。

<つづく>

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