Uber Eatsにならう日本語教育のUber化

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Uber Eats

Uber Eatsとは

都内をさっそうと走り抜けるロードバイク。背中には四角いボックス。

Uber Eatsの自転車便をよく目にするようになったなと。2020年4月以降、コロナの影響で需要が爆発的に急増したようですね。

Uber Eatsのポイントを以下にまとめてみます。

Uber Eatsのポイン
・オンラインのフード・デリバリー・サービス
・Uber Eats加盟の飲食店にスマホで出前を注文できる
・配達は、飲食店や配達業者ではなく、個人(配達パートナー)が配達
・配達パートナーは、働きたいときだけ呼び出しアプリに応答

注文の流れもまとめてみましょう。

注文の流れ
①Uber Eatsのウェブサイトで食べたい料理を検索し注文
②オーダーを受けた飲食店が料理
③Uber側で配達パートナーを呼び出し募集
(配達パートナーが見つからない場合は、注文キャンセルとなる)
④呼び出しに応答した配達パートナーが料理をピックアップして指定場所まで配達

自宅や会社だけでなく、駅や公園などの公共の場も配達場所に指定できるみたいです。ネット環境とデバイスさえあれば、住所不定のホームレスでも注文できるってことですね。

ホームレス
ホームレス

今からBブロックの橋の下に持ってこいや!

自分で注文して、自分で配達する、なんていう離れ業をする人もいるのでしょうか。

チャリダー
チャリダー

自分で配達すりゃー、安上がりじゃんよー。

そうなると、ただのテイクアウトかドライブスルーとなんら変わらない。

蕎麦屋の出前系 Uber Eats

一方で、颯爽と走る姿が都会的なUber Eatsの配達パートナーといえど、ママチャリの自転車カゴにUber Eatsのボックスを乗せて、気だるそうに配達しているのを見ると、ひと昔前の蕎麦屋の出前となんら変わらない。全然、Uber感がない

二宮金次郎系 Uber Eats

2020年現在、Uber Eatsの配達員の乗り物は、自転車かバイクと決められているが、たまに目的地周辺で自転車から降り、スマホでGoogleマップを見ながらウロウロ歩いている姿は、現代版の二宮金次郎にしか見えない。

Uber Nihongo

日本語教育のUber化

さて、今日の本題ですが、Uber Eatsにならって、日本語教育もUber化できないだろうか。便宜上、Uber Nihongoと名付けよう。

Uber Nihongoを考案するにあたり、Uber Eatsのポイントをもう一度おさえておこう。

Uber Eatsの特徴は、シェアリング・エコノミーを基盤にして、
注文受注のプラットフォーム
「個人」の配達員をあっせん
という仕組をとおして、飲食店と顧客をつなげることに成功。

ならば、日本語教育も同じように、教育機関と学習者をつなげる仕組みをつくってしまえばいいのではないか?

Uber Eatsに置き換える日本語教育

Uber EatsUber Nihongoに応用してみよう。

Uber EatsUber Nihongo
労働対象者配達をするのが、飲食店のバイト君や配達業者ではなく、個人(配達パートナー)日本語を教えるのが日本語教師ではなく、ただの日本語話者(日本語パートナー)
引受方法配達パートナーは、暇なときにアプリの呼び出しに手を挙げて仕事を受ける日本語パートナーは、暇なときにアプリの呼び出しに手を挙げて仕事を受ける
労働内容配達パートナーは、自転車かバイクで飲食店から配達先まで配達する日本語パートナーは、オンラインで日本語会話の相手をする。
時給1回15分程度の配達で、500円前後1回1時間程度の会話で、500円前後

暇な日本語話者をリソースにつかうことで、なんだか、ぐっとUber感がでてきた。

日本語パートナーは、日本語ネイティブじゃなくてもOKとして、ポストモダン感もだそう。

でも、これって、ただの「オンラインレンタル彼女」とか、「オンラインキャバクラ」と同じじゃね?

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