マニアック極まりないルーマニアという国

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みなさん、こんばんは。にほんごまるです。

今日は、美女の国ルーマニアについてのお話です。

ルーマニアといえば?

東ヨーロッパって、日本からしたら馴染みがなくて、イメージしにくいし、なんだかとっつきにくいエリアですよね。その東欧の中でもルーマニアといったら、「むむむ・・・」となる人が多いのではないでしょうか。

突然ですが、質問です。ルーマニアといえば何を連想しますか?

独裁者チャウシェスク

ルーマニアといえば、「チャウシェスク!」と即答する人は、さぞ東欧好きな方でしょう。そう、あの悪名高き独裁者です。チャウシェスクがルーマニア国民からどれだけ嫌われているかをよく表している、こんな鉄板ネタがあるのでご紹介しますね。

観光客A
観光客A

ねえねえ、ルーマニアで一番の絶景ポイントを教えてよ。

ルーマニア人
ルーマニア人

チャウシェスクが莫大な国税を投入して生涯かけて建造した宮殿「国民の館」を知ってるかしら?そこの屋上からの眺めがこの国一番の絶景だわ。

観光客A
観光客A

はあ・・・そうなんですか。

ルーマニア人
ルーマニア人

なんでかっていうとね、そこからなら、あの忌々しい館を見ないで済むからよ

国民の館は、莫大な血税を投入した甲斐あって、ルーマニアの首都ブカレストの中でも悪目立ちしすぎている建造物です。これを国民は「忌々しい」と認識しているようです。その建物の屋上からなら、忌々しい館自体が視界に入らないので良い眺め、とは最高の皮肉とユーモアですね。

元サッカー選手ムトゥ

ルーマニアといえば、「ムトゥ」でしょ!と答える人は、少し前の世代の欧州サッカー好きでしょうか。ムトゥはムトゥでも、最近スペインリーガに期限付き移籍した武藤嘉紀じゃありませんよ(日本代表チーム内での彼のあだ名はムトゥだそうです)。

ムトゥは元ルーマニア代表のFWで、欧州のクラブチーム(主にイタリアのセリエA)でも活躍した歴史に名を刻む名選手です。中田英寿も彼とはパルマでチームメイトだったはずです。

ただ、その後にムトゥは、マラドーナばりのジャンキー選手に変貌し、コカイン所持で捕まりましたね。

まあ、良くも悪くも記憶に残るルーマニアのサッカー選手でした。

マンホールチルドレン

ルーマニアといえば、マンホールチルドレン!と答える人は、人権問題に関心のある意識高い系の方かもしれませんね。

チャウシェスクの独裁のしわ寄せを喰らった子どもたちは、「チャウシェスクの落とし子」と呼ばれ、マンホールの中で生活をしていました。以下のルポは、当時のマンホールチルドレンの実態を掴んだ素晴らしい書籍です。

ムトゥと同じように、マンホールチルドレンもジャンキー化した子が多かったようです。ただ、億万長者のムトゥはコカインで、マンホールチルドレンはシンナー吸引だったようです。

創価学会

ルーマニアといえば、創価学会!と答える人は、学会員の方かもしれませんね。同国の国旗と同学会の旗が酷似しているのです。

私のルーマニア人の友人は、以前、JR中央線から見える創価学会のトリコロールを見て、

ルーマニア人の友人
ルーマニア人の友人

日本って、親ルーマニアなのね。

と誤解してました。まあ、私はあえて訂正しませんでしたが

なんで二つは酷似してるんでしょう?学会員の方、教えてください。あるいは、私の見間違えでしょうか。

コマネチ!

ルーマニアといえば、コマネチ!と大声で答える人は、ロリコンの方でしょうか。

そう、コマネチはコマネチでも、ビートたけしの大股開いて手でV字を切る卑猥なほうではなくて、ルーマニア人の新体操のナディア・コマネチ選手のことです。

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A moment in time #capture #montreal1976

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  こっちじゃありません。↓

「ルーマニアといえば」のまとめ

さて、「ルーマニアといえば」というお題でいくつかひねり出してみましたが、まあマニアックですわ。

イタリアといえば「ピッツァ!」とか、フランスといえば「エッフェル塔!」とか、スペインといえば「闘牛!」イギリスといえば「ベッカム!」とか、そんな西側のグルメだったり、メジャー建造物だったり、伝統文化だったり、有名人だったりとくらべて、チャウシェスクとか、ムトゥとか、コマネチとか、マンホールチルドレン とかは、マイナー感が際立ち、あまりにマニアックでした。でも、そこが玄人向けでいいんですけどね。

あ、ルーマニアといえば、美女!というのを忘れてました。日本に「興行ビザ」で多くのルーマニア人がダンサーとして来日していたひと昔前。そこのあなたもルーマニア美女に貢いで貢いで貢ぎ倒して、破滅されたお一人ではないでしょうか?

日本中の中年をだらしなくさせたルーマニア美女ダンサーたちは一世を風靡しました。が、しかし、時代の流れからか、ダンサーとして「興行ビザ」での来日は人権的にNGとなり、今ではほとんどいませんね。

ルーマニアの日本語教育

さて、最後にこのブログらしく、日本語教育ネタに少しだけ触れましょう。

ルーマニアの日本語教育は、ブカレスト大学やブラショフの日本武蔵野センターで日本語教育が盛んに行われていますね。

私、にほんごまるがルーマニアにいた頃の秘蔵写真をご紹介します。

ルーマニア人の日本語学習風景
ルーマニア人美女たちの休日の過ごし方は「ピクニック」

日本語教育に関する記述はそれだけかい!他に専門的な言及はせんのかい!!真面目にやれい!!!と思われてる読者の皆様、今日はここまでです。

「ルーマニアといえば」ネタで記事を書いてたら、思いの外、長くなってしまったので。

じゃ、またねー!

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